意識を変えるだけで変化が生まれる

・狙っているようで狙ってない

ターゲットを置いて打つ練習は、

メリットもあるが、デメリットもある

ショットの精度が中々上がらない時は

狙う場所を変えてみる。

自分の打ったボールが落ちる場所ではなく、

ネットの上にターゲットを置く

シンプルに狙う距離が短くなれば

ズレは少なくなる

ボーリングのスパットを目安に

投げるのと同じ要領です。

この方法は効果がある

難点はターゲットをセットするのが面倒。

でも狙う場所が変わり

狙う場所が増えることで

狙う意識が強くなっていく

コントロールできるようになると

狙うことが無意識にできるが

まだ未熟な場合だと

狙っているようであまり狙ってない

というあやふやになることが多い

「ここを狙って打つ!」という

「意識」を高く持って

練習できるかということ。

方法よりも「意識」の重要性は

どんどん伝えていきたい。

・考え方で緊張もコントロール

緊張して力を発揮できない人は

自分の中で勝手に選択肢を絞ってしまう

ことが多いと感じる

「~でなければならない」

「こうあるべき」などのように

固定的な概念に縛られてしまうこと

特にスポーツでは

そうならないことの方が多く

自分が「こうあるべき」と思っている状況とは

かけ離れていったりする。

そうなると、焦りから

パニックになって、恐ろしくなって

逃げ出したくなるような気持ちになって

相手に向かって行けなくなってしまう。

そういう状況にならないためには

「まっ、そういうこともある」

自分の思い通りに行かないことを「受け入れる」

思い通りに行っていない時は

ストレスも不安もあるが

そういう状況で、自分の力を発揮するには

「そういうもんだ」

と開き直ることができるといい。

「あるがままを受け入れる」ということ。

受け入れると、今の状況をちょっと離れて

客観的に見たり考えたりできる

緊張して何もできない、わからない

という状況からは抜け出せる。

そんな考え方を持って

戦いに臨むことができるのが理想。

・試合を観る意識を変える

思うようにスイングできない

自分で思っているスイングと

実際のスイングが全然違う

コーチの指示した通りにうまく動けない

そういう子は、能力の部分もあるが

手本となるような

憧れを強く抱く選手がいない

自分のジュニア時代は

ティム・ヘンマン

ジェームス・ブレーク

レイトン・ヒューイット

ギジェルモ・コリア

色々なタイプの選手が好きで

テレビの前で素振りしたり

その選手のガッツポーズや仕草を

よくマネしていた。

強い憧れがあるからこそ

プレースタイルは似てくるし

自分の感性を磨くことに繋がっていく

でも、そうした思いがないと

ガイドラインのようなものがないので

自分の理想像が出来上がらない

イメージが湧いていかない

それでは自分の思い通りが分からない。

そういった意味でも、

憧れの選手を持つということは大切なこと

今はテニス史上最高のプレーヤーが

多く存在する時代

憧れは「やる気」も高める

「意識」を持って選手のプレーを見てほしい

・楽しまない意識も大事

練習やトレーニングは辛くて苦しいもの

そう考える人は多いので

何とか楽しくやれるように

という感じで練習方法が提案される

そもそも練習やトレーニングは

辛いからこそいい、そう思う。

苦しくて、ストレスが大きいから効果がある、

もちろん、一定量を超えてしまうと

効果が低下する傾向も見られるので

適度にということになるが

少なくとも罰などのストレスはある程度必要で

何もストレスがなく、楽しいだけでは

効果は期待できない。

それは、試合でも同じで

よく、「試合を楽しんでおいで!」なんて

声がけすることを耳にするが

楽しんでなんてできない。

勝ちたいという欲が強く

成果に対する思いも強ければ強いほど

不安は恐怖は大きくなるので

ストレスも大きくなる

そんな状態で楽しくなんてできない

でも、そんな苦しい状況の中で

頑張れ、頑張れと自分を励まし続け

ほんの少しの運があって、何とか勝利した時

最高の達成感がある

競技スポーツはそれが楽しい。

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